なぜ母親は、私を愛してくれないの?

母親と娘の関係というのは、とても根深いものがあると
カウンセリングを通じてしみじみと感じることがあります。

お母さんが娘の気持ちや思いに、もっと理性的に受け止められる器があれば理想なのかもしれませんが、、残念にはなりますが、実際には子供を愛せない母親
愛情を持てない母親はこの世にたくさんいますし、それが事実なんですね。。

それはなぜか?

母親自身が抱える問題や事情は

色々とあるとは思いますが

母親自身が満たされていなかったり
母親自身が未熟であると

いくら自分の子供であっても
愛せないということは起こります。

中には親自身にその自覚はなく
愛情を持っているつもりの親もたくさんいます。  

過去の私も母親との関係に苦労し
何度も、「親のくせに」と

親の愛情が変わることに期待をしてましたが

長いこと苦しんで、ふと諦めがついたときに

「親だから子供を愛せるというよりも、愛せる人間なのかどうか」

この人は人を愛せない人間なんだなと、妙に納得し、受け容れることができました。

人を愛せる人間というのは

親になっても親にならなくても
他人を愛すること
愛情を持って人に接することができる人です。

周りを見渡せば、会社の上司

バイト先の先輩、学校の先生

近所の人、親戚の人だったり

人に愛情を持って接することができる人が
この世にはたくさんいることも事実ですから

母親のようにはなりたくない!
母親から自立したいと思う人は

自分の親からではなく「愛情ある人間」から
改めて愛を学ぶということも大切です。

愛情がある人というのは
人に対してどういう態度や言葉を使うのかとか

どういう思いを大切に人と接しているのか

人を尊重することができて、人を大切にできる人は
どんな人間観や生き方を持っているのかなど・・・・

愛情ある人から

「もらう」「期待する」「満たしてもらう」「分かってもらう」よりも

ここがポイントになります。

やはり人から与えてもらおうとすると

依存になりやすいですし

同じように人に与えることに依存する人と引き合ってしまいますから

出来ればバランスの取れた人、人間的に成熟した人
またはそういう努力を惜しまない生き方を選択している人と関わりながら

自分の人生に生かせるように、色んな考え方を取り入れてみてください。

◾️あなたは、どんな人間になりたいですか?

◾️どんな人間になれたら、あなたの人生は幸せを感じられそうですか?

愛してくれない親に期待するよりも、自分に期待する方が早いです。

ぜひ親よりも、人や自分を愛せる成熟した人間を目指すことをお勧めします(^ ^)


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【記事執筆者:心理カウンセラー畠山ユキ子】
一般社団法人全国心理技能振興会:認定心理カウンセラー:2011年から5000件以上(2025年現在)のカウンセリングを実施。愛着問題、毒親、機能不全家族から生じる生きづらさ、依存問題(恋愛依存、回避依存、共依存)や心の傷やトラウマ、親子問題や恋愛関係などの人間関係のご相談を現在も受けています。過去にはマスメディア出演等の活動経験も有り。
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